2月28日(金)晴 2年生のある教室では、和やかな雰囲気で体育委員会が開かれ、来週のクラスマッチの計画を立てていました。話合いは主体的に行われ、バスケットボールとドッジボールに決まりました。かなりタイトなスケジュールだそうです。自分たちで企画したスポーツを通して、みんなで楽しめる時間をつくってほしいと思います。気が付けば学級・学年で過ごしてきた日々は来月で終わりです。生徒も先生も、この時期ならではの思いで日々を過ごしています。

2月18日(火)晴 今日の2年生のクラスでは、道徳の授業が行われました。国境なき医師団で診療にあたってきた貫戸朋子さんは、紛争地帯に派遣されている中で、助かる見込みがないと思える男子の診療にあたり、治療に必要な酸素ボンベ をこの男子に使うか、次の患者に使うか悩んだ末に、結局、酸素を切るという判断をしてしまいます。助かる命と助からない命。医師としての立場、患者の家族としての立場などでその考えが変わってきます。大人でも難しいと思える発問に、生徒たちは話合いを通して、自分の考えを深めました。「命を諦めることは、人にとって1番と言っていいほど苦しい。ただ、それが命を救うということにつながると思った。」「自分だったらずっと迷ったまま、どちらも選択できないと思った。」「人の命に対する考え方は人それぞれで、決まった形の正解というのは存在しないものだと思った。」などの振り返りがありました。皆さんなら、どのように考えますか?